ETC取り付け工賃の節約
高速道路の利用に欠かせないETCのDIY取り付けです。取り付けには期間限定で助成金制度も利用できます。
高速道路の普通自動車の通行料金が割引になる、「ETC 休日特別割引」が期間限定で開始されました。この割引の恩恵を受けるには、ETC車載器の取り付けとETCカードが必要になります。
ETC取り付けはDIYで簡単に出来るので、おすすめです。セットアップされたETC車載器を利用しましょう。
セットアップされた車載器をDIYで
ETC車載器には、取り付ける車両の情報を登録する「セットアップ」が必要です。私は、通販でセットアップ済みのパナソニックの車載器を購入しました。
ETC車載器の本体
ETC車載器本体の写真です。Panasonic CY-ET907KD では、ETCアンテナは本体と別となっているので、設置場所は自由です。本体とアンテナが一体型では、電波の受信を正確に行うため、ダッシュボード上への設置になります。
実際に手にとってみると、本体は予想していた以上に薄いですね。ETCカードを差し込んで使いますが、ETCカードを一回り大きくした程度の大きさしかありません。
最初は、車載器本体をセンターコンソールボックス内に設置しようとしたのですが、コンソールボックスへの穴あけ加工などが大変そうなので、断念しました。本体は助手席グローブボックス内への設置としました。
センターコンソールボックス
まず、ボンネットを開けて、バッテリーのマイナス端子を外します。
常時電源、ACC、アース線を接続するため、センターコンソールパネルを外します。
今回は、カーオーディオに接続されている、常時電源、ACCへ電源取り出しコードを使って接続します。アース線は、車のボディの金属部へねじ締めしました。
配線は、グローブボックス側へ通しておきます。なお、アンテナ線も通すため、パネルは開けたままにしておきます。
ルームミラーの裏のフロントガラスへアンテナ
アンテナは、フロントガラスの上部に貼り付けする必要があります。運転中に気にならない場所ということで、ルームミラー付近へ両面テープで貼り付けしました。
なお、フロントガラスが電波を通さないタイプの車両では、アンテナの取り付けが出来ない場合がありますので、ご注意ください。
アンテナケーブルは、運転席側 Aピラー内を経由して、グローブボックスへ配線します。
最初から、助手席側 Aピラー内を通したほうが、配線は簡単でしたね。
グローブボックスへ本体を設置
ETC車載器本体は、グローブボックス内へ置いています。アンテナケーブルと電源ケーブルを本体へ接続して、取り付けは完了となりました。
今は、両面テープなどでの貼り付け固定は行っておらず、ただ置いてあるだけです。それでも、今までは特に問題ありません。
最後に、バッテリーのマイナス端子を接続します。
バッテリーへの配線の接続をしなおした場合には、車のコンピューターがリセットされている場合があります。この場合、エンジンを始動させて30分程度、アイドリングさせることをおすすめします。
実際に、ETC車載器を利用する際には、ETCカードを差し込んで動作させます。
取り付けが正しく行われているのか確認するためには、別途機器が必要です。カー用品店で確認だけ依頼することが出来る場合もあります。
私は、確認しないままETCゲートを通過しようとしました。車が近づくと、ゲートは素早く開いたので、一安心です。
これから高速道路を利用する機会がある方は、助成金制度を利用しながらのETC取り付けは必須ですね。通行料金の割引で、元はすぐに取れます。
ETC2.0(光ビーコン)車載器をMAZDA3へ取り付けしました。マツダ3ファストバックです。
ETCカード申請手続きについて
ETCカードは日本道路公団・首都高速道路公団・阪神高速道路公団・名古屋高速道路公社・本州四国連絡橋公団と契約しているクレジットカード会社が発行します。
各クレジットカード会社へ申し込み手続きを行い、カード貸与を受ける必要があります。その際クレジットカード会社の審査がありますので、注意が必要です。
クレジットカードを差し込むETC車載器本体は、とても薄く、場所をとらないのが良いですね。ETC車載器本体は普段はグローブボックスに入れています。
スピーカー部は、ルームミラーの後ろに貼り付けしてあるのですが、カードの差し込み状況がランプで確認できるので安心です。
高速道路への出入りでのETCレーンでの認識にも問題はなく、とても重宝しています。ETC車載器取り付けは、オススメです。