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マツダ ハーモニック アコースティックス

MAZDA 3 FASTBACKの純正カーオーディオは、MAZDA HARMONIC ACOUSTICS(マツダ ハーモニック アコースティックス)と言われています。

マツダとパイオニアの組み合わせで、上質な音響空間になっています。

標準装備オーディオシステム

マツダは、今までのカーオーディオシステムの考え方を捨てて、0から構築したのがMAZDA HARMONIC ACOUSTICS(マツダ ハーモニック アコースティックス)です。

カースピーカーのレイアウトや、車体の静音設計も含めた、カーメーカーだからこそ出来る構成です。

パイオニア製2.5cmツイーターと8cmスコーカー

純正オーディオの感想

マツダ3ファストバックの購入前にディーラーで試乗した車は、すべてオプションのBOSEのボーズサウンドシステムが搭載されていました。このため、BOSEの音は確認済みなのですが、マツダ ハーモニック アコースティックスは、MAZDA 3 FASTBACKを購入してからの確認となりました。

ボーズサウンドシステムは、迫力の低音と車内の音の繋がり、ナチュラルな音にびっくりします。

MAZDA HARMONIC ACOUSTICS(マツダ ハーモニック アコースティックス)は、BOSEまでは行かなくとも、十分な低音と自然な音が楽しめますね。サウンドイコライザーも付いていますので、自分の聴く音楽のジャンルに合わせて設定変更も楽しめます。

マツコネの設定画面で、いろんなジャンルの音楽設定に合わせて、音を聞き比べてみると、音の定位が上に上がったり下がったり、聞こえてくる楽器の種類が変わったりと、自分好みにカスタマイズできますね。

今まで、自分でDIYでカーオーディオの取り付けやスピーカー交換、デッドニングやバッ直などを行ってきましたが、しばらくは純正オーディオのままで楽しめそうです。

パイオニア製8スピーカーは、以下の構成です。

  • 3Lウーファー(カウルサイド)
  • 2.5cmツイーター(セールガーニッシュ)
  • 8cmスコーカー(ドア上部)

3Lウーファーをドアではなくカウルサイド(足元サイド)に移動した効果は大きそうですね。通常、ドアにウーファーだと低音の音漏れが気になりますが、MAZDA3では少し聞いただけですが音漏れが少ないと思います。

下の写真の、右奥がカウルサイドのウーファーのある位置です。ぱっと見見えませんが手を入れてみるとメッシュのカバーが触れます。

カウルサイドのウーファー
マツダ・ハーモニックス・アコースティックスは、音を直接耳に届ける為に、エンジンやシャシーの配置より先にスピーカーレイアウトに拘ったものです。低音用ウーハーを従来のフロントドアから、カウルサイド内(フロントタイヤ近く) へ移動しています。これによりオーディオルームと同じ位置になり、柔らかいドアパネルから硬いボディへ変更し、ビビり音を低減しました。
スピーカの数も従来の6個から8個になり、シート素材によってチューニングも変更されています。

DIYでカロッツェリアのアンプとウーファーを使用した自作サブウーファー取り付けやカロッツェリアのX-170S カースピーカー取り付けしてきましたが、純正オーディオでここまで満足度が高いと、スピーカー交換はなかなか実行までは行かないかもしれません。

MAZDA HARMONIC ACOUSTICS(マツダ ハーモニック アコースティックス)

「聞こえてくるのは、心地よくデザインされた音です」

心安らぐ静けさに包まれながら、お気に入りの音楽を楽しむ。

スピーカーレイアウトを見直すとともに、必要な音が自然に聞こえてくる上質な音響空間、MAZDA HARMONIC ACOUSTICS(マツダ ハーモニック アコースティックス)を構築。

心地よいエンジンサウンドやオーディオサウンドが味わえます。

人間特性に合わせて磨き上げた、オーディオシステム

音の伝わり方と人間特性の研究を積み重ね、マツダのオーディオシステムが大きな進化を遂げました。

ドライビングポジションの改善のためフロント構造を見直し、前輪を前に出すことで生まれた空間にスピーカーを配置。硬いボディに置くことによって低音のビビり音を抑えています。そのほか、スピーカーを人の耳に近づけるなど、向きや高さなどにも工夫を凝らすことで、より効率的に音が広がり、自然に音が届く音響空間を実現。

高音質でクリアなサウンドを、豊かな臨場感とともにお届けします。

低音域のダイナミックレンジを拡大するとともに、中音域ではよりクリアなサウンドを目指しました。

オーディオモード

一人でも、家族や仲間と一緒でも楽しい、2つのオーディオモード。

運転席に集中的に音を響かせる「ドライバーモード」と、後席まで音を響かせる「ALLモード」を設定。

一人のときも、多人数でも、それぞれに合ったサウンドを楽しむことができます。

音の聞こえ方にこだわり抜いた、質の高い静粛性

ただ静かなだけでなく、人間が心地よさを感じられる。それが、マツダの考える静粛性です。

そのために、不快な騒音を抑えるとともに、音が耳に届くまでの経路や変化の仕方まで徹底的にコントロール。

ドアを閉めた瞬間、そして走るたびに、気持ちがすっきりと研ぎ澄まされる感覚を味わえます。

マツダの求めたもの

人間特性に基づき、不快に感じる音を徹底的に排除

マツダが目指す音響空間は、ドライバーが自然と運転に集中でき、乗員全員がリラックスできる環境です。そのためには、単に静かにすればよいというわけではありません。想像してみてください。シーンとした図書館。読書をしていると、隣の人の携帯電話が急に鳴り出しました。続いての場面は、BGMや人々の談笑が聞こえてくるカフェ。先ほどと同様、隣の人の携帯電話が急に鳴り出しました。さて、この携帯電話の着信音、どちらの場面でより「うるさい」と感じるでしょうか。多くの人は、「図書館」と答えるのではないかと思います。

人には、予期しない音を不快と感じる性質があります。図書館では「音がないこと」が前提なので、小さな音でも敏感に気になります。一方でカフェは「音があること」が前提のため、新たに他の音が発生してもそれほど気にならないのです。つまり重要なのは、「同じ音であっても、聴く環境と聴こえ方によって感じ方が変わる」ということです。

このことからMAZDA3では単に静かにするだけでなく、人間特性に基づいて「不快に聴こえる音」を徹底的に排除することに注力。そのうえで、エンジンサウンドやオーディオサウンドを心地よく乗員に提供することにこだわっています。

運転に必要な音を見極め、適切に伝わることを追求

クルマにおいて静粛性は非常に大事な要素ですが、「静かさ=心地よさ」ではないとマツダは考えています。例えば、クルマを走らせているのにエンジン音もロードノイズも一切しない無音状態だったとしたら、どこか不安になると思いませんか。それは、「音」というものが人間にとって大事な知覚情報だからです。エンジン音は車両状態を、ロードノイズは路面状態をドライバーに教えてくれます。だからマツダはすべての音を消してしまうのではなく、運転にとって必要な音を見極め、そのうえで音が正確に、心地よく聴こえるような「静粛性」にこだわっているのです。

遮音性能を高めるため、徹底した穴ふさぎを実施

フロアカーペットの面積に対して1%の穴があると、遮音性能が30%も失われてしまうことが検証でわかりました。そこでマットの穴を一つひとつ検証し、不要なものを削除。フロアカーペットの穴の数そのものを減らすとともに、残った穴も部品が組み合わさることでふさがるように設計しています。

またドアスピーカー用の大きな穴やスピーカーグリルなど、従来のドアパネル構造は遮音効率の観点では不利となります。MAZDA3ではスピーカーをドアパネルから独立させて、デメリットとなる穴を削減するなど、徹底した穴ふさぎを行っています。

パイオニア製スピーカーシステム

パイオニアのスピーカーシステムが、マツダ株式会社が発売する新型「MAZDA3」のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」に採用されました。

音にこだわった製品を生み出してきたパイオニアの音響技術・ノウハウと、マツダのサウンドアーキテクチャに基づいたスピーカーレイアウトを組み合わせることで、原音に忠実でクリアな音質を実現しました。

「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」スピーカーシステム概要

8個のスピーカーで構成される音質にこだわり抜いたサウンドシステム。高音質パーツの採用に加え、マツダの構想に基づき、ウーファーをフロントドアではなくカウルサイド(車両前方コーナー)に設置、最適化することで音の伝搬効率を向上させるとともに、ノイズを大幅に低減しています。

1:Aピラー 2.5cm Tweeter x 2, 2:フロントドア 8cm Midrange x 2, 3:カウルサイド 12cm Box Woofer x 2( リアドア ②と同じ 8cm Midrange x 2 )

ボーズサウンドシステム

高性能スピーカーx12、BassMatch、AUDIOPILOT、Centerpoint、SurroundStageを搭載。ボーズのプレミアムサウンドをお楽しみいただけます。

このサウンドシステムは、車両の車内音響特性に合わせて設計・開発されています。ボーズのサウンドへのこだわりを凝縮しています。車室内の分析、試聴評価、専用チューニングによるイコライジング技術を駆使して、クリアで臨場感あふれるサウンドを実現。乗るたびに期待感が高まります。

MAZDA3のボーズサウンドシステムは、ボーズエンジニアが監修した専用のオーディオルームを使って開発。ボーズ社と共創して音の立体感や明瞭度を徹底的に磨き上げ、サウンドの質感を大きく向上させています。必要な音だけが自然に、心地よく聴こえてくる感覚を、ぜひ実際にご体感ください。

AUDIOPILOT

車外の騒音が音楽を台無しにすることも。AUDIOPILOTノイズ補償テクノロジーは、継続的に車室内の雑音をモニタリングし、音楽が快適に聴こえるよう調整します。自動処理されるため、設定や音量調整の必要はありません。

Centerpoint

音楽は通常、左右2チャンネルのステレオサウンドで録音されています。Centerpointサラウンドテクノロジーは、音楽をマルチチャンネルに変換し、臨場感豊かなサラウンド体験を実現します。

SurroundStage

SurroundStage信号処理技術により、車内のどの席も特等席に。すべてのスピーカーを最適に設定し、臨場感あふれるサウンドを車内で楽しめます。

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