トーヨータイヤのスタッドレスタイヤ OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)
マツダ3ファストバックの納車が、雪真っ只中の1月でした。このため、納車段階でサマータイヤをスタッドレスタイヤに取り付け交換しました。
ディーラーでの取り付けで、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤ OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)です。
スタッドレスタイヤ交換
MAZDA 3 FASTBACKの標準ホイールサイズは、18インチホイールです。18インチのスタッドレスタイヤの価格は高いので、ランニングコストを気にしてホイールのインチダウンを考えていました。
マツダの購入時オプションには、16インチへのホイール交換があります。価格も安くなるので、純正16インチホイールとして購入しました。タイヤサイズは、205/60R16です。
雪の降る冬の納車だったため、スタッドレスタイヤもディーラーで注文しました。ディーラーで購入可能な数種類のスタッドレスの中から、トーヨータイヤのOBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)を選択しました。
過去にも、トーヨータイヤの別モデルですが、スタッドレスタイヤを使用していて、特に不満などの感想は無かったためです。ブリヂストンと比較すると値段が安くコストパフォーマンスが高いと思います。
オススメを調べると氷上性能は、ブリヂストンが良いとは思いますが、価格が高いのがネックです。
実際に運転してみての感想です。既に雪の積もった状況での走り出しで、新品からのタイヤの皮むきも終わっていない状況ですが、雪上での運転に特に不安はありませんでした。
スタッドレスタイヤ自体は、硬すぎず、柔らかすぎずで、ハンドルを切ったときのよれなどは感じません。フワフワ感もありません。
ブラックアイスバーンの状況での運転は無かったため、来シーズンの状況で判断したいと思います。スタッドレスタイヤの寿命も気になります。
純正16インチホイールのデザインもよく、光り具合も気に行っています。
スタッドレスタイヤ交換と走行履歴
スタッドレスタイヤとサマータイヤへの交換記録です。
日付 | オドメーター | 取り付け/取り外し | 走行距離 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021/04/27 | 208 | 取り外し | 160 | ENKEI(エンケイ) EKM3 と ダンロップ ルマンVへ交換 |
2021/01/31 | 48 | 取り付け | - | マツダディーラーで組み換えと取り付け |
OBSERVE GIZ2 (オブザーブ・ギズツー)
冬の路面へしなやかに密着し、より高度なアイス性能と持続する効きを実現。進化を遂げたスタッドレス
独自の設計技術が生み出した非対称パターンや新コンパウンドが、ロングライフの効きを実現
スタッドレスタイヤの特徴
刻一刻と変化する冬道で、変わることのない効きと、より長く使える信頼を。進化を遂げた スタッドレス「オブザーブ・ギズツー」誕生。
- 3本主溝非対称パターン(アイス・スノー性能向上)
接地性を高めた非対称パターンにより、操縦安定性を高め、また横方向の大きなスリットがトラクション性能を発揮。 - 吸着3Dサイプ(アイス制動性能向上)
サイプの内側に空洞を設け、ブロック全体を均一に接地。サイプの閉じ込みを抑えることで吸水力を高め、制動時に高いエッジ効果を発揮。 - 3連ブロック(アイス/スノー発進・制動性能向上)
発進・制動時にブロック同士で支え合い、優れたエッジ効果を発揮。 - コンビネーションブロック(制動性能・コーナリング性能向上)
2つの大型ブロックをかみ合わせわせるように配置することでブロック同士が支え合い、優れた制動性能やコーナリング性能を実現。 - バイティングエッジ(コーナリング性能向上)
ジグザグなスリット形状がコーナリング時のグリップ力を発揮。 - バットレスエッジ(エッジ効果)
わだち路においてすぐれたエッジ効果を発揮。 - 溝底補強ブロック(アイス・ドライ性能両立)
溝底部を補強することで接地面の動きを抑制。安定したコーナリングやレーンチェンジを確保。 - ファーストエッジ加工(グリップ力)
新品時でのエッジ効果を確保。
乗用車用スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ2(オブザーブ ギズ ツー)」
地球温暖化の影響からか、気象庁によると、国内では厳冬期の札幌市で日中の最高気温が0℃を上回る日数が増えていると報告されています。日中の気温上昇によって路面は、雪が解けてシャーベット状の濡れたウェット路面となり、また、気温が氷点下まで下がる夜間には、濡れた路面が凍結したアイス路面へと変化します。冬道を走行するのに不可欠なスタッドレスタイヤは、こうした刻々と変化する路面状況に対応できる性能が求められています。
OBSERVE GIZ2はこうした気候変動に伴う季節要因の変化を重要視し、地球温暖化時代の日本の降雪期に求められる性能を追求しました。ウェット性能を高めて冬道での路面変化に対応するとともに、ゴムの経年変化による氷上での摩擦力低下を抑制、アイス路面での性能が長持ちするようにも配慮しました。
タイヤのパターン設計にあたっては、CAEとAIを融合した当社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」のスノー予測技術を活用し、最適な形状を設計しました。また、「持続性密着ゲル」を配合した新たなコンパウンド「吸着クルミゴム」を採用し、アイス路面での吸水・密着・ひっかきの効果を向上させる一方、シリカ増量により高いウェットグリップを実現しました。その結果、アイス路面でのブレーキング性能は当社従来品(OBSERVE GARIT GIZ)比で8%良化し、さらにウェット路面でのブレーキング性能は制動距離を同18%短縮しました。